パターンオーダースーツとは、既成のサンプルを着用しながら自分のサイズに合わせて作ることを指します。完全な既製品のスーツよりも自分の体形や動作環境に合わせることができ、着心地の良いスーツを作ることが可能になるわけです。
オーダースーツ程高くなく、手ごろな値段で購入できるのも魅力的な点と言えるでしょう。そしてオーダースーツよりも納期が早いのもうれしい点です。オーダースーツであると仕上がりまで最低4週間を見ておく必要があります。だがパターンオーダースーツであれば納期までがおおよそ2週間から4週間と比較的早いんです。既製品ほど消耗も激しくなく、しっかりしたスーツでもあるのです。パターンオーダースーツはオーダースーツと規制スーツの良いところを取っていると言えます。
パターンオーダーにおけるスーツを作る流れ
既成のサンプルを用いてスーツを作るパターンオーダーは、お店でカウンセリングを受けて生地選びに進み、デザインを選択してフィッティングというのが基本的な流れです。
生地とデザインが決まったら後はオプションの選択で、組み合わせと金額に納得したら正式に注文となります。
カウンセリングでは希望やスーツの悩み、予算などを伝えて提案が受けられます。
生地も複数の選択肢の中から選べるので、実際に手で触れて比較検討して選びましょう。
デザインも数種類が用意されていますから、特徴などの説明に耳を傾けながら検討します。
フィッティングは採寸のことで、サンプルを元に着用する人の体型に合わせてサイズの調整が行われます。
オプションはボタンや裏地などで、細かな仕様などを選んだら注文して仕上がりを待ち、受け取る流れとなります。
パターンオーダースーツを作るならお店選びが重要
パターンオーダースーツは既成サンプルを着用しながら、自分のサイズに合わせて作るオーダー方法で、イージーオーダーやフルオーダーと比較して比較的安価で作ることが可能なためオーダースーツ初挑戦の方に向いてます。
しかし、お店選びで仕上がりに大きく違いが出てくるといわれているので、これからパターンオーダースーツを依頼するのであれば、お店選びのポイントについてしっかりと押さえておく必要があるでしょう。
パターンオーダーはゲージという既成サンプルの中から採寸を行うことになりますので、お店選びのポイントとしてはパターンオーダーを指す「ゲージ」の種類が多いところなら、自分の体型にぴったりな一着を作ることができるでしょう。一般的にはゲージの種類は身長160から190cm、ウエスト最大120cm程度が一般的となっています。これを目安に確認してみるとよいでしょう。体型に合わせた複数のシルエットデザインを展開していると、より好みに合う一着をオーダーすることが可能です。
またオプションが豊富であるかどうかの確認も重要です。スーツに使用するボタンや裏地、ステッチや袖口の仕様をオプションとして追加できるのもオーダースーツの魅力の1つと言えるでしょう。
オプションには追加費用がかかりますが、天然素材のボタンや裏地のデザインを変更するだけでも、見た目の高級感は大きく高まります。お店選びはこのオプションが豊富なところを選ぶと、細部までこだわった一着にできます。
お店選びのポイントがより明確に記載されているサイトも掲載しておりますので、気になる方は是非参考までにご覧ください。
参考サイト:オーダースーツ専門店 の選び方|銀座英國屋